気がつけば8月もあと10日…毎年の事ながら、7月後半から約1ヶ月、1日が3日分くらいに感じられる濃密な時間を生徒さんたちと過ごします。コンクールには結果が付きものですが、決して結果を残すための指導はしていません。最後まで美しい音で、その曲が一番心地よく聴こえるテンポを選択し、ホールでの響き、バランスを考慮して耳を動かす。その作品に対していつも謙虚に向き合うことを生徒さん達にも伝えています。その全てが基礎となります。個性とは何か?スタイルを重んじ、作曲家の意図を最大限学んだ上に、持っている音、感性が積み上がって行くイメージです。ピティナのコンペティションは、小さいうちに音楽の語法、スタイルをしっかり理解し、練習方法、聴き方、ホールでの弾き方を学ぶ…そこを一番学べるコンクールです。様々な音楽経験、人生の経験、人との関わりによって成長とともに自分の演奏スタイルが確立されて行きます。

今年も決勝に残ったお子さん達、全員が精一杯の演奏をされました。どの子も素晴らしい集中力で、ベストを尽くせたと思います。演奏を聴きながら一緒に学んできた日々を思い、感動して自然と涙が溢れてきます。ピアノの先生をやっていて良かった、と幸せを感じる瞬間です。今日は表彰式と祝賀のパーティです。生徒さんたちと楽しい時間を過ごしたいと思います🎵